YouTubeで「ララミー牧場」徹底解説!あらすじからキャスト代表作、関連グッズまで
概要
「ララミー牧場」(原題: Laramie)は、1959年から1963年にかけてアメリカのNBCで制作・放送されたテレビ西部劇です。
1860年代のワイオミング州ララミー近郊を舞台に、牧場と駅馬車中継所を営む兄弟と、そこに流れ着いたガンマンの友情と正義を描いています。
日本では1960年からNETテレビ(現・テレビ朝日)系で放送され、一大ブームを巻き起こしました。
駅馬車中継所という設定上、毎回様々な事情を抱えた訪問者が訪れ、スリムやジェスたちが事件に立ち向かっていく姿が描かれます。
オープニング
詳細
「ララミー牧場」は、アメリカでは1959年9月から1963年5月にかけて、全4シーズン、合計124話が放送されました。
当初はモノクロ作品としてスタートしましたが、シーズン3(1961年)からはカラー作品として制作されています。
日本では1960年6月から1963年7月にかけてNETテレビ系で放送され、お茶の間の人気を博しました。
物語は、父親を亡くしたスリム・シャーマンが、弟のアンディと共に牧場を守りながら、大陸横断郵便の駅馬車中継所を運営するところから始まります。
そこに、腕利きのガンマンだが一匹狼の流れ者であったジェス・ハーパーが加わり、牧場の用心棒兼仲間として定住します。
後にアンディが学校へ行くために牧場を離れ、代わりに孤児のマイクが一家に加わるなど、シーズンを通じて登場人物にも変遷がありました。
キャスト
- ジェス・ハーパー – 演:ロバート・フラー(声:久松保夫)
- スリム・シャーマン – 演:ジョン・スミス(声:村瀬正彦)
- アンディ・シャーマン – 演:ロバート・クロフォード・Jr(シーズン1-2)
- ジョーンズィ – 演:ホーギー・カーマイケル(シーズン1)
- マイク・ウィリアムズ – 演:デニス・ホームズ(シーズン2-4、声:久松夕子)
- デイジー・クーパー – 演:スプリング・バイトン(シーズン3-4、声:戸川暁子)
キャストの代表作品名
ロバート・フラー(ジェス・ハーパー役)
- 『続・荒野の七人』(映画)
- 『メガフォース』(映画)
- 『暴走パニック超特急』(テレビ映画)
ジョン・スミス(スリム・シャーマン役)
- 『サーカスの世界』(映画)
- 『友情ある説得』(映画)
- 『七匹の無法者』(映画)
まとめ
「ララミー牧場」は、1960年代の日本において「テレビ西部劇黄金期」を代表するほどの絶大な人気を誇りました。
特にジェス・ハーパー役のロバート・フラーは、その甘いマスクとニヒルな魅力で、当時の女性や若者から爆発的な支持を集めました。
人気の要因は俳優だけでなく、声優・久松保夫による「(ジェスは)馬で行きます」といった、抑揚の効いた「べらんめえ調」の吹き替えも大きく貢献しました。
この独特のセリフ回しは流行語にもなり、作品の象徴となりました。
また、デューク・エイセスが歌った日本語版主題歌「草は青く山遠く~」も大ヒットし、世代を超えて親しまれています。
放送終了から半世紀以上が経過した現在でも「伝説の西部劇」として語り継がれ、DVD化が熱望されるなど、多くのファンに愛され続けている不朽の名作です。
作品関連商品
「ララミー牧場」に関連する商品は、主に映像ソフトが中心です。
日本国内でも、過去に全シーズンを収録したDVD-BOXが複数回にわたり発売されています。
(例:『ララミー牧場〈6枚組〉』など)。
また、デューク・エイセスによる日本語版主題歌は、オムニバスCDや彼らのベストアルバムなどに収録されている場合があります。
中古市場やオンラインストアでは、これらのDVD-BOXや関連CDが流通しています。

