YouTubeで観る「アレクザンドラ・バスティード」！身長、経歴、代表作品、評価、関連商品を徹底解説
「アレクザンドラ・バスティード」の概要
アレクザンドラ・バスティードは、1960年代から70年代にかけて、「氷のようなクールな美貌」と「卓越した知性」で世界を魅了したイギリスの女優です。
彼女のキャリアにおける最大のハイライトは、カルト的な人気を誇るITCの特撮スパイドラマ『電撃スパイ作戦（The Champions）』のヒロイン、シャロン・マクレディ役です。
この役で彼女は、モデル並みの美しい容姿を持ちながら、科学者であり、かつ超人的な身体能力を持つエージェントを演じ、男性に守られるだけではない「戦う女性」の先駆けとして絶大な支持を集めました。
また、彼女はイタリア語、フランス語、ドイツ語など数ヶ国語を操るマルチリンガルな才女としても知られ、晩年は動物愛護活動家として自身の牧場「アレクザンドラ・バスティード・チャンピオンズ・アニマル・サンクチュアリ」を運営し、多くの動物を救った博愛の人としても尊敬されています。
「アレクザンドラ・バスティード」の詳細情報
英語名
Alexandra Bastedo（本名：Alexandra Lendon Bastedo）
生年月日
1946年3月9日 – 2014年1月12日（享年67歳）
国籍
イギリス（イングランド・ホーヴ出身）
身長
168cm
経歴
アレクザンドラ・バスティードは、カナダ生まれの父とスイス系イタリア人の母の間に生まれました。
その美貌から10代でコロンビア・ピクチャーズに見出され、映画界入りします。
初期のキャリアでは、1967年の映画『007/カジノ・ロワイヤル』で悪の組織スメルシュのエージェント、メグ役を演じ、ボンドガールの一人として注目を浴びました。
そして1968年、ドラマ『電撃スパイ作戦（The Champions）』のシャロン・マクレディ役に抜擢され、世界的なスターダムにのし上がります。
彼女が演じたシャロンは、未亡人であり医師・科学者というバックグラウンドを持ち、チベットでの事故で得た超能力を駆使して悪と戦うキャラクターでした。その知的で自立した姿は、当時の女性像としては非常に先進的でした。
70年代には『アフロディーテ・インヘリタンス（The Aphrodite Inheritance）』などのミニシリーズに出演し、「欧州で最も美しい女優の一人」と称されました。
私生活では、著名な演劇監督パトリック・ガーランドと結婚。女優業を徐々にセーブし、サセックス州に動物保護区を設立。生涯をかけてロバ、豚、ヤギ、馬などの保護活動に尽力し、2014年に癌で亡くなるまでその情熱を注ぎ続けました。
代表作
- 『電撃スパイ作戦（The Champions）』（シャロン・マクレディ役）
- 『007/カジノ・ロワイヤル』（メグ役）
- 『アフロディーテ・インヘリタンス（The Aphrodite Inheritance）』（ヘレン役）
- 『Codename: Kyril』（キリル役）
- 『アブソリュートリー・ファビュラス』（ペニー・カスパー・モース役 ※ゲスト出演）
「アレクザンドラ・バスティード」の代表作の公式オープニング動画
まとめ
アレクザンドラ・バスティードは、スクリーンの中では「クール・ビューティー」の代名詞でしたが、実生活では非常に温かく情熱的な人物でした。
『電撃スパイ作戦』での彼女は、ファッションアイコンとしても注目され、当時の最先端を行く60年代ファッションを着こなし、多くの女性の憧れの的となりました。
しかし、彼女の真の偉大さは、名声を利用して弱い立場の存在（動物たち）を守ることに後半生を捧げた点にあります。
彼女が設立したサンクチュアリは、彼女の死後もその遺志を継いで運営が続けられており、「電撃スパイ作戦(The Champions)」という番組タイトル通り、動物たちにとっての真のチャンピオンであり続けました。
俳優および作品関連商品
- 『電撃スパイ作戦』 コンプリート DVD-BOX（The Champions: The Complete Series）
- 映画『007/カジノ・ロワイヤル』 (1967) ブルーレイ
- Alexandra Bastedo自伝『Alexandra Bastedo: Write Your Own Autobiography』（または関連書籍）
- 『アフロディーテ・インヘリタンス』 DVD（輸入盤）
- ITCテレビシリーズ・テーマ曲集 CD
