YouTubeで観る「アナ・トーヴ」！身長、経歴、代表作品、評価、関連商品を徹底解説
「アナ・トーヴ」の概要とあらすじ
アナ・トーヴは、オーストラリア・メルボルン出身のクールで知的な美貌を持つ実力派女優です。
彼女の名前を世界的なものにしたのは、J・J・エイブラムス製作のSFサスペンスドラマ『FRINGE/フリンジ』のヒロイン、オリビア・ダナム捜査官役でした。
この作品で彼女は、並行世界の「もう一人の自分」を含めた複数の人格を、髪型やメイクだけでなく、声のトーンや微細な表情の変化だけで完璧に演じ分けるという離れ業をやってのけ、批評家から絶賛されました。
近年では、デヴィッド・フィンチャー監督の『マインドハンター』での心理学者役や、大ヒットゲームの実写化『THE LAST OF US』でのテス役など、重厚な人間ドラマにおいてなくてはならない存在として活躍しています。
国立演劇学校で培った確かな演技力と、低めで落ち着いたハスキーボイスが魅力の、現代ハリウッドを代表する「戦う知的な女性」の象徴です。
「アナ・トーヴ」の詳細情報
英語名
Anna Torv
生年月日
1979年6月7日
国籍
オーストラリア
身長
170cm
経歴
アナ・トーヴはオーストラリアのメルボルンで生まれ、ゴールドコーストで育ちました。
父親はエストニア系、母親はスコットランド系であり、彼女の叔母はメディア王ルパート・マードックの元妻である作家のアナ・マードック・マンです。
オーストラリアの名門、国立演劇学院（NIDA）で演技を学び、2001年に卒業しました（ここはケイト・ブランシェットやメル・ギブソンも輩出した名門校です）。
オーストラリア国内のテレビドラマ『The Secret Life of Us』などでキャリアを積んだ後、イギリスBBCのドラマ『ミストレス』に出演。
そして2008年、世界的なオーディションを勝ち抜き、ドラマ『FRINGE/フリンジ』の主役オリビア・ダナム役に抜擢されました。
この作品での演技により、サターン賞主演女優賞を4年連続で受賞するという快挙を成し遂げています。
私生活では『フリンジ』で共演したマーク・バレーと2008年に結婚しましたが、残念ながら後に離婚しています。
『フリンジ』終了後は、Netflixオリジナルドラマ『マインドハンター』でFBI行動科学班に協力する心理学者ウェンディ・カー博士を演じ、その冷徹かつ知的な演技で再び高い評価を得ました。
2023年にはHBOの超大作『THE LAST OF US』で、主人公ジョエルのパートナーであるテス役を演じ、短い出演時間ながら強烈なインパクトを残しました。
代表作
- 『FRINGE/フリンジ』（オリビア・ダナム役 / フォリビア役）
- 『マインドハンター』（ウェンディ・カー博士役）
- 『THE LAST OF US』（テス役）
- 『ザ・ニュースリーダー』（ヘレン・ノーヴィル役）
- 『ミストレス 愛人たちの秘密』（アレックス役）
「アナ・トーヴ」の代表作の公式オープニング動画
まとめ
アナ・トーヴは、「強い意志を持つプロフェッショナルな女性」を演じさせれば右に出る者はいない女優です。
特に『FRINGE/フリンジ』における「オリビア」と、並行世界の「フォリビア（偽オリビア）」の演じ分けは、ドラマ史に残る演技として語り草になっています。
彼女の演技は派手なアクションだけでなく、静寂の中での視線の動きや、わずかな口元の動きで感情を表現する「引き算の演技」にこそ真骨頂があります。
『マインドハンター』で見せた学術的でストイックな姿や、『THE LAST OF US』で見せた終末世界を生き抜く荒々しさなど、年齢を重ねるごとに表現の幅を広げており、今後もシリアスな作品での活躍が期待され続けています。
俳優および作品関連商品
- 『FRINGE/フリンジ』 ブルーレイ 全巻セット
- 『THE LAST OF US』 <シーズン1> 4K Ultra HD
- ゲームソフト『The Last of Us Part I』（PS5版など）
- 『マインドハンター』 原作本（「マインドハンター FBI連続殺人犯プロファイリング班」）
- アナ・トーヴ掲載 海外ドラマ専門誌
