【完全網羅】マンダロリアンの全あらすじと考察!グローグーとの絆からシーズン3の結末、映画化情報まで徹底解説

SF
この記事は約8分で読めます。






【完全網羅】マンダロリアンの全あらすじと考察!グローグーとの絆からシーズン3の結末、映画化情報まで徹底解説

概要

2019年、Disney+(ディズニープラス)のローンチタイトルとして配信が開始されるやいなや、世界中で爆発的なヒットを記録した『マンダロリアン』。
本作は、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』から5年後の世界を舞台に、掟に生きる孤高の賞金稼ぎ「マンダロリアン(ディン・ジャリン)」と、フォースの力を秘めた謎の子供「グローグー(ザ・チャイルド)」の冒険を描くスペース・ウエスタンです。
製作総指揮を務めるのは、『アイアンマン』のジョン・ファヴローと、ジョージ・ルーカスの愛弟子デイヴ・フィローニ。
彼らの原作への深い愛とリスペクトが詰まった本作は、「シークエル・トリロジー(EP7-9)で分断されたファンを再び一つにした」と評されるほど、圧倒的な評価を得ています。
なぜ、顔の見えない主人公にこれほど感情移入してしまうのか?
愛らしいグローグーの正体とは?
この記事では、ドラマのあらすじや見どころ、キャストの魅力、そしてシリーズ全体の重要ポイントを余すことなく解説します。
スター・ウォーズを知らなくても楽しめる、「親子の愛」と「武士道」の物語へご案内しましょう。

マンダロリアン 予告編

詳細(徹底解説)

あらすじと世界観:銀河の荒野をゆく子連れ狼

物語の舞台は、銀河帝国が崩壊し、ファースト・オーダーが台頭する前の「狭間の時代」。
新共和国の統治が及ばない銀河の外縁部(アウター・リム)は、無法者たちが跋扈する荒野と化していました。
主人公のマンドー(ディン・ジャリン)は、戦闘民族マンダロリアンの教義「我らの道(This is the Way)」を厳格に守り、決して人前でヘルメットを脱がない凄腕の賞金稼ぎです。
ある日、彼は帝国軍の残党から「ある獲物」の確保を依頼されます。
しかし、その獲物とは、ヨーダと同じ種族の小さな子供(ザ・チャイルド/グローグー)でした。
本来なら引き渡して終わりのはずが、マンドーは掟を破り、子供を救うために組織を裏切ることを決意します。
ここから、帝国残党、賞金稼ぎギルド、そして銀河の運命を左右する壮大な逃避行が始まります。
日本の時代劇『子連れ狼』の影響を色濃く受けた、ハードボイルドかつ温かい絆の物語です。

シリーズごとの展開と「ボバ・フェット」との交差

本作を楽しむ上で重要なのが、シーズンごとの明確な目的の変化と、スピンオフ作品との密接なリンクです。

  • シーズン1:出会いと逃避
    孤高の賞金稼ぎだったマンドーが、グローグーを守る「父親」としての自覚に目覚めるまでを描きます。
    一話完結型の冒険活劇スタイルを取りつつ、徐々に明かされるグローグーの能力と、それを狙うモフ・ギデオンの影が迫ります。
  • シーズン2:ジェダイの捜索
    グローグーを仲間の元(ジェダイ)へ返すため、マンドーは銀河を巡ります。
    このシーズンはまさに「ファンサービスの嵐」。
    人気キャラクターのアソーカ・タノやボバ・フェットの実写登場、そして最終話における「あの伝説のジェダイ」のサプライズ登場は、世界中のファンを感涙させました。
  • 『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』(重要!)
    実はマンダロリアンのシーズン2.5とも言える重要な展開が、スピンオフドラマ『ボバ・フェット』の第5話〜第7話に含まれています。
    ここでマンドーとグローグーの再会、そして新たな旅立ちが描かれているため、シーズン3へ進む前に必見です。
  • シーズン3:贖罪と故郷の奪還
    ヘルメットを脱いだことで教義に背いたとされたマンドーは、贖罪のために破壊されたはずの故郷「惑星マンダロア」を目指します。
    ここではマンダロリアン同士の政治的対立や、伝説の武器「ダークセーバー」を巡る因縁、そして民族の再統一が壮大なスケールで描かれます。

特筆すべき見どころ:革命的映像技術と音楽

本作を語る上で外せないのが、映像制作の歴史を変えた「ステージクラフト(StageCraft)」技術です。
巨大なLEDスクリーンで背景をリアルタイムに投影しながら撮影することで、従来のグリーンバック合成では出せなかった自然な光の反射や没入感を実現しました。
この技術により、毎週映画並みのクオリティの映像がテレビドラマで楽しめるようになったのです。
また、『ブラックパンサー』や『テネット』を手掛けたルドウィグ・ゴランソンによる音楽も秀逸です。
ジョン・ウィリアムズの壮大なオーケストラとは一線を画す、リコーダーやベースを多用した土臭くも哀愁漂うメインテーマは、一度聴いたら耳から離れません。

制作秘話・トリビア

みんな大好き「グローグー(ベビーヨーダ)」ですが、実は撮影現場でもアイドル的存在でした。
ベテラン監督のヴェルナー・ヘルツォーク(クライアント役で出演)は、パペットのあまりの愛らしさに感動し、スタッフがCGに置き換えようとした際に「臆病者め!そのままでいけ!」と一喝したという逸話があります。
その結果、アニマトロニクスの温かみのある動きがそのまま採用され、世界的な人気キャラクターとなりました。
また、主人公のディン・ジャリンは常にヘルメットを被っているため、演じるペドロ・パスカルが多忙な際は、2人のスタントマン(ブレンダン・ウェインとラティフ・クラウダー)が中に入って演技をしています。
この「三人一役」の見事な連携が、マンドーの洗練されたガンアクションと身体表現を生み出しているのです。

キャストとキャラクター紹介

ディン・ジャリン / マンドー(演:ペドロ・パスカル/吹替:阪口周平)

本作の主人公。
幼い頃にドロイドの襲撃で両親を失い、マンダロリアンの過激派組織「デス・ウォッチ」に救われ育てられました。
口数が少なく冷徹に見えますが、実は情に厚く、一度決めたことは何があってもやり遂げる誠実な男です。
グローグーに対しては過保護な一面を見せ、「パパ・マンドー」として視聴者に親しまれています。

グローグー / ザ・チャイルド(操演・声:デヴィッド・アコード他)

ヨーダと同じ長命な種族の子供。
見た目は赤ん坊ですが、実は50歳です。
かつてジェダイ聖堂で育ちましたが、オーダー66の粛清を生き延び、長く能力を隠して生きてきました。
強力なフォースを使えますが、使うと極度に疲弊して眠ってしまいます。
銀色の球(シフトノブ)やカエルが大好物という無邪気な一面が魅力です。

ボ=カターン・クライズ(演:ケイティー・サッコフ/吹替:志田有彩)

マンダロアの元統治者であり、誇り高き戦士。
アニメシリーズ『クローン・ウォーズ』からの主要キャラクターで、実写版でも同じ声優(ケイティー・サッコフ)が本人が演じています。
マンドーとは異なり、「ヘルメットを脱ぐ」派閥に属しています。
故郷と王権の象徴であるダークセーバーを取り戻すことに執着していましたが、マンドーとの共闘を通じて真のリーダーシップとは何かを見つめ直していきます。

グリーフ・カルガ(演:カール・ウェザース/吹替:楠見尚己)

賞金稼ぎギルドの元締め。
当初はビジネスライクな関係でしたが、マンドーに命を救われたことで改心し、頼れる盟友となります。
演じるカール・ウェザースは一部エピソードの監督も務めましたが、惜しくも2024年に逝去されました。彼の演じるカルガの豪快な笑顔は、シリーズの明るい希望でした。

モフ・ギデオン(演:ジャンカルロ・エスポジート/吹替:二又一成)

帝国軍の残党を率いる冷酷な将校。
マンダロリアンが所有していたはずの「ダークセーバー」を所持しており、グローグーの血液(フォースの要素)を狙って執拗に追跡します。
知略に長け、自らも最新鋭のアーマーや戦闘機を操る武闘派ヴィランです。

キャストの代表作品と経歴

  • ペドロ・パスカル(ディン・ジャリン役)
    チリ出身の俳優で、今やハリウッドで最も愛される「お父さん役」俳優です。
    『ゲーム・オブ・スローンズ』のオベリン・マーテル役で注目を浴び、本作のヒット後には大人気ゲームの実写化『THE LAST OF US』でもジョエル役を好演。
    顔が見えない演技でも感情を伝える表現力は圧巻です。
  • ジャンカルロ・エスポジート(モフ・ギデオン役)
    『ブレイキング・バッド』のガス・フリング役で「静かなる恐怖」を体現した名優。
    知的で礼儀正しいが、内面に狂気を秘めた悪役を演じさせれば世界一と言われています。
    本作でもその圧倒的な威圧感で、画面を引き締めています。

まとめ(社会的評価と影響)

『マンダロリアン』の功績は、計り知れません。
Rotten TomatoesやIMDbでは常に高スコアを維持し、エミー賞ではドラマ部門作品賞を含む数多くのノミネートと受賞を果たしました(特に技術部門で圧勝)。
批評家からは「スター・ウォーズの魔法を取り戻した」と絶賛され、グッズ売上(特にグローグー関連)はディズニーの収益を大きく支えました。
何より、「This is the Way(我らの道)」というフレーズは世界中のポップカルチャーに浸透し、ファンの合言葉となりました。
現在、映画版『The Mandalorian & Grogu(原題)』の制作も進行中であり、マンドーとグローグーの旅はまだまだ終わりません。
これまでの映画シリーズに疲れてしまった人にこそ見てほしい、シンプルにして最高に熱い「スター・ウォーズ」がここにあります。

作品関連商品

  • フィギュア:S.H.Figuarts マンダロリアン(ディン・ジャリン)(日本のBANDAI SPIRITSから発売されている可動フィギュア。劇中のポーズが完璧に再現可能です)
  • LEGO:レゴ スター・ウォーズ レイザークレスト 75292(マンドーの愛機。船内の貨物室や脱出ポッドまで再現されており、ファンにはたまらない一品です)
  • アニマトロニクス:スター・ウォーズ ザ・チャイルド アニマトロニック エディション(頭を撫でるとフォースを使う仕草をしたり、耳を動かしたりする、実物大に近いグローグーのおもちゃです)


タイトルとURLをコピーしました