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【徹底解説】『トランスフォーマー/リベンジ』のあらすじと見どころ!圧倒的スケールのCG美と豪華キャストを総まとめ

SF
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概要

『トランスフォーマー/リベンジ』(原題:Transformers: Revenge of the Fallen)は、2009年に公開されたアメリカのSFアクション映画です。
世界的な大ヒットを記録した実写版『トランスフォーマー』シリーズの第2作目であり、前作に引き続きマイケル・ベイが監督を、スティーブン・スピルバーグが製作総指揮を務めました。
本作は、金属生命体である「オートボット」と「ディセプティコン」の地球を舞台にした壮絶な戦いを、前作を遥かに凌ぐ圧倒的なスケールと最新鋭のCG技術で描き出しています。
物語は、前作の戦いから2年後、大学生となった主人公サム・ウィトウィッキーが、再びトランスフォーマーたちの暗闘に巻き込まれていく姿を追います。
前作で海溝の底に沈められた宿敵メガトロンの復活や、ディセプティコンの創設者とも言える最古のトランスフォーマー「ザ・フォールン」の登場など、息をもつかせぬ展開が目白押しです。
全世界興行収入は8億3000万ドルを超える大ヒットを記録し、その年の最大のブロックバスター映画の一つとなりました。
一方で、全米脚本家組合ストライキの影響を受けた急ごしらえの脚本や、マイケル・ベイ特有の過剰な演出が賛否両論を呼び、ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)で最低作品賞を受賞するという波乱の評価を受けた作品でもあります。
しかし、劇場で体感するアトラクション・ムービーとしての完成度は極めて高く、今なお多くのファンに愛され続けています。
本記事では、大迫力の映像体験をもたらした本作のあらすじ、制作の裏側、そして個性豊かなキャラクターたちを徹底的に解説していきます。

予告編

詳細(徹底解説)

あらすじと世界観

物語の舞台は、前作のミッション・シティでの死闘から2年後の世界です。
地球に残留したオプティマス・プライム率いるオートボットたちは、アメリカ軍と共同で極秘部隊「NEST(ネスト)」を結成し、世界各地に潜伏するディセプティコンの残党を掃討する任務に就いていました。
一方、主人公のサムは親元を離れ、念願の大学生活をスタートさせようとしていました。
しかし、引っ越しの準備中に彼が偶然手にしたのは、かつて破壊された「オールスパーク」の欠片でした。
欠片に触れた瞬間、サムの脳内には古代サイバトロン星の膨大な知識と謎の記号が刷り込まれ、彼は再びディセプティコンから命を狙われる標的となってしまいます。
時を同じくして、ディセプティコンの通信兵サウンドウェーブの暗躍により、深海に沈んでいたメガトロンが復活を遂げます。
彼らは地球の太陽を破壊し、そのエネルギーを吸収する「スターハーベスター」と呼ばれる古代兵器を起動させるため、その鍵となる「リーダーのマトリクス」を探し求めていました。
マトリクスの在処を示す情報がサムの脳内にあると知ったメガトロン、そして彼のマスターである古代の堕落したプライム「ザ・フォールン」は、全戦力を挙げてサムを追い詰めます。
エジプトのピラミッドを最終決戦の舞台に、地球の存亡を懸けた壮絶な戦いが幕を開けるのです。

特筆すべき見どころと考察

本作の最大の見どころは、前作の数倍に膨れ上がったと言われる「ILM(インダストリアル・ライト&マジック)」による限界突破のCGエフェクトです。
特に物語中盤から登場する、複数の建設車両が合体して誕生する超巨大トランスフォーマー「デバステーター」の描写は圧巻の一言に尽きます。
あまりのパーツの多さと複雑な計算処理により、ILMのレンダリング用コンピュータが熱暴走を起こして溶けてしまったという伝説的なエピソードが残っているほどです。
また、マイケル・ベイ監督の代名詞とも言える「実写の爆発」と「米軍の全面協力」も健在です。
CGに頼りきらず、実際に大量の火薬を爆発させながら俳優たちを走らせる撮影スタイルは、画面に他作品にはない凄まじい熱量と生々しさをもたらしています。
クライマックスのエジプトでの戦闘シーンは、もはや戦争映画と見紛うほどの圧倒的な迫力です。
そしてファンを最も熱狂させたのが、傷ついたオプティマス・プライムと、かつてディセプティコンだった老兵ジェットファイアが合体する「ジェットパワー・オプティマス・プライム」の誕生シーンです。
ロボットアニメの王道である「パーツ合体によるパワーアップ」を、ハリウッド最高峰の実写クオリティで描き出したこのシークエンスは、今なおシリーズ屈指の名シーンとして語り継がれています。

制作秘話・トリビア

大ヒットを記録した本作ですが、制作の裏側は決して順風満帆ではありませんでした。
制作時期が2007年から2008年にかけての「全米脚本家組合ストライキ」と完全に重なってしまったのです。
マイケル・ベイ監督自らがストーリーのアウトラインを書き留め、ストライキ明けにわずかな期間で脚本を完成させなければならなかったため、ストーリーの整合性やテンポに一部強引な部分が生じてしまいました。
監督自身も後年、「準備不足のまま撮影に入らざるを得なかった」と本作の出来について反省の弁を述べています。
また、ヒロインのミカエラを演じたミーガン・フォックスとベイ監督の間に確執が生まれたのもこの時期です。
彼女がメディアのインタビューで監督の現場での強権的な態度を「ヒトラーのよう」と批判したことで大きな波紋を呼び、結果的に彼女は次作『ダークサイド・ムーン』を降板することになってしまいました。
音楽面では、前作に引き続きロックバンド「リンキン・パーク」が主題歌を担当しました。
本作のために書き下ろされた「New Divide」は、スティーブ・ジャブロンスキーによる重厚なオーケストラ・スコアと完璧に融合し、映画の世界観をより一層ヒロイックに彩っています。

キャストとキャラクター紹介

  • サム・ウィトウィッキー:シャイア・ラブーフ
    平凡な青年から一転、幾度も地球を救う運命を背負わされた主人公です。
    本作では大学生活を満喫したいと願いながらも、脳内に刷り込まれたオールスパークの知識のせいで、再び激しい戦いの渦中へと身を投じることになります。
    シャイア・ラブーフ特有の「パニック状態での早口な台詞回し」が、本作でも大いに発揮されています。
  • ミカエラ・ベインズ:ミーガン・フォックス
    サムの恋人であり、車やバイクのメカニックに精通した頼れるヒロインです。
    前作を生き抜いたことで非常に肝が据わっており、本作でも小型ディセプティコンを捕獲したり、自ら運転してサムを危機から救い出すなど、アクション面で大活躍します。
  • ウィリアム・レノックス:ジョシュ・デュアメル
    オートボットと共に戦う特殊部隊「NEST」を率いる頼もしいアメリカ陸軍少佐です。
    上層部の官僚主義に反発しながらも、現場の指揮官としてオプティマスたちに絶大な信頼を寄せており、人間の兵士代表として激しい銃撃戦を繰り広げます。
  • シーモア・シモンズ:ジョン・タトゥーロ
    前作で解体された秘密組織「セクター7」の元捜査官です。
    現在は実家のデリカテッセンを手伝っていましたが、サムからの助けを機に再び現場に復帰し、持ち前のオタク的知識と図太さで大いに貢献します。
    本作の強力なコメディリリーフでもあります。
  • オプティマス・プライム(声):ピーター・カレン
    正義の金属生命体「オートボット」の偉大なるリーダーです。
    本作ではサムを守るために多勢に無勢の戦いを強いられ、一度は命を落とすという衝撃の展開を迎えます。
    重厚で慈愛に満ちたピーター・カレンの美声は、世界中のファンにとってオプティマスそのものです。

キャストの代表作品と経歴

  • シャイア・ラブーフ
    ディズニー・チャンネルの番組で子役としてキャリアをスタートさせました。
    映画『ディスタービア』のヒットを皮切りに、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』でハリソン・フォードの息子役に抜擢されるなど、2000年代後半に若手トップスターへと登り詰めました。
    その後はインディペンデント映画やアート系作品を中心に活動し、高い演技力を見せつけています。
  • ミーガン・フォックス
    前作『トランスフォーマー』で大ブレイクを果たし、「ポスト アンジェリーナ・ジョリー」とも呼ばれた世界的なセックスシンボルです。
    カルト的な人気を誇るホラー・コメディ『ジェニファーズ・ボディ』で主演を務めたほか、『ミュータント・タートルズ』シリーズの実写版でもヒロインのエイプリル・オニール役を演じています。
  • ジョン・タトゥーロ
    コーエン兄弟作品やスパイク・リー作品の常連として知られる、ハリウッドを代表する名バイプレイヤーです。
    『バートン・フィンク』でのカンヌ国際映画祭男優賞受賞など、その演技力は折り紙付きです。
    近年では大ヒット映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』でマフィアのボスであるカーマイン・ファルコーネを渋く演じて話題を呼びました。

まとめ(社会的評価と影響)

『トランスフォーマー/リベンジ』は、批評家と一般客の評価が真っ二つに分かれる「典型的なマイケル・ベイ作品」として、映画史に強烈な足跡を残しました。
「Rotten Tomatoes」などのレビューサイトでは、「無意味な爆発の連続」「下品なジョークが多い」「ストーリーが破綻している」と批評家たちから容赦ない酷評を浴びせられました。
しかしその一方で、観客は劇場に押し寄せ、全世界で約8億3600万ドルという凄まじい興行収入を叩き出しました。
難しい理屈抜きに、巨大ロボットが圧倒的な映像美で殴り合う姿を楽しめる「究極のポップコーン・ムービー」として、大衆からは熱烈に支持されたのです。
CG技術の進歩という観点において本作が果たした役割は極めて大きく、その後のハリウッドにおけるVFXのハードルを一段階引き上げた記念碑的な作品でもあります。
「映画館という空間で、迫力ある映像と音響を全身で浴びる体験」の価値を極限まで高めた本作は、今観ても色褪せないエンターテインメントの頂点の一つと言えるでしょう。

作品関連商品

  • 4K ULTRA HD / Blu-ray
    本作の圧倒的な映像と音響を家庭でフルに楽しむなら、4K ULTRA HD版がベストチョイスです。
    特に、IMAXカメラで撮影された森の中での戦闘シーンやエジプトでのクライマックスは、高画質環境で観ることでその迫力が倍増します。
    パラマウントから各種特典映像付きのセットがリリースされています。
  • スタジオシリーズ(玩具)
    映画のCGモデルを忠実に再現した「スタジオシリーズ」から、本作のキャラクターたちが多数立体化されています。
    特に、8体の建設車両が合体する「デバステーター」の玩具は、トランスフォーマーファンなら誰もが憧れる超弩級のマスターピースとして高い人気を誇っています。
  • オリジナル・サウンドトラック
    リンキン・パークの「New Divide」や、スティーブ・ジャブロンスキーの勇壮なオーケストラ曲が収録されたサウンドトラックCDです。
    作業用BGMやドライブの際に聴くと、まるで自分もオートボットと共に戦っているかのような高揚感を味わうことができます。
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