【奥さまは魔女】第2シーズン第5話「腹黒いオウム」あらすじ・見どころ徹底解説!アーサーおじさん初登場の神回
「腹黒いオウム」の概要
「奥さまは魔女(Bewitched)」の中でも特にファンからの人気が高い第2シーズン第5話「腹黒いオウム」(原題:The Joker Is a Card)。このエピソードは、サマンサの叔父であり、シリーズきってのトラブルメーカー「アーサーおじさん(Uncle Arthur)」が初登場する記念すべき回です。
いたずら好きなアーサーおじさんが巻き起こす騒動と、それに翻弄されるダーリン、そしてサマンサとエンドラによる痛快な逆襲劇が見どころです。なぜ邦題が「腹黒いオウム」なのか、その理由も含めて詳しく解説します。
「腹黒いオウム」の詳細
アーサーおじさんの華麗なる初登場
このエピソード最大の見どころは、ポール・リンド演じるアーサーおじさんの初登場シーンです。サマンサとダーリン、そしてエンドラの食事会に突如現れた彼は、登場するやいなや魔法を使った過激な「いたずら(Practical Jokes)」を連発します。
彼のトレードマークである人を小馬鹿にしたような笑い声と、憎めないキャラクターはこの回で確立されました。
ダーリンとエンドラの対立、そしてアーサーの策略
アーサーおじさんは、ダーリンとエンドラの不仲を利用して楽しみます。彼はダーリンに近づき、「エンドラに対抗するための強力な魔法の呪文」をこっそり伝授します。
もちろん、これはアーサーの真っ赤な嘘。ダーリンがその呪文を唱えても、実際には何も起こらないどころか、恥をかくだけのインチキ呪文でした。しかし、必死なダーリンはそれを信じ込んでしまいます。
邦題「腹黒いオウム」の由来となった逆転劇
アーサーの悪ふざけに気づいたサマンサは、母エンドラと結託して「逆ドッキリ」を仕掛けます。ダーリンがアーサーに教わった呪文をエンドラに向かって唱えた瞬間、エンドラは姿を消し、代わりに一羽の「オウム」がその場に残されるのです。
アーサーおじさんは「ダーリンが本当に魔法でエンドラをオウムに変えてしまった!」と信じ込み、大慌て。このオウム(実はエンドラの演技、あるいは変身)こそが、邦題「腹黒いオウム」の由来です。
普段は喧嘩ばかりのエンドラとダーリン、サマンサが一時的に協力し、最強のいたずらっ子アーサーをやり込めるラストは爽快です。
「腹黒いオウム」の参考動画
まとめ
「腹黒いオウム」は、単なるドタバタ劇ではなく、アーサーおじさんという強烈なキャラクターをシリーズに定着させた重要なエピソードです。また、普段は天敵同士であるエンドラとダーリンが、共通の敵(アーサーのいたずら)を通して奇妙な連帯感を見せる珍しい回でもあります。
60年代アメリカのテレビドラマが持つ、ウィットに富んだ脚本と俳優たちの見事なコメディ演技を存分に楽しめる一作です。もし未見の方は、ぜひアーサーおじさんの「初いたずら」を目撃してください。
関連トピック
アーサーおじさん(ポール・リンド):このエピソードで初登場し、準レギュラーとして人気を博したサマンサの叔父。
エンドラ(アグネス・ムーアヘッド):サマンサの母。普段はダーリンに厳しいが、この回では意外な一面を見せる。
第2シーズン:シリーズの中でも脂が乗り始め、カラー放送への移行など変化の多いシーズン。
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