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【伝説の始まり】『巨人の惑星』必見の人気エピソード!第1話「必殺の不時着」の衝撃と魅力を徹底解説

SF
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【伝説の始まり】『巨人の惑星』必見の人気エピソード!第1話「必殺の不時着」の衝撃と魅力を徹底解説

「必殺の不時着」の概要

1960年代後半、その圧倒的なスケールと特撮技術で世界中の視聴者を驚愕させたSFドラマ『巨人の惑星』。

その記念すべき第1話「必殺の不時着(原題:The Crash)」は、シリーズの世界観を決定づけた伝説的なエピソードとして知られています。

物語は1983年(放送当時の近未来)、ロサンゼルスからロンドンへ向かう定期旅客宇宙船「スピンドリフト号」が、謎の宇宙雲に巻き込まれるところから始まります。

不時着したその場所は、あらゆるものが地球の12倍という驚異の世界でした。

本記事では、この第1話がなぜ「必見」と言われるのか、そのあらすじから、CGのない時代に実現された驚異の特撮映像、そして個性豊かなキャラクターたちの人間ドラマまで、マニアックな視点も交えて徹底解説します。

「必殺の不時着」の詳細解説

全てはここから始まった!第1話のあらすじ

西暦1983年6月12日。スティーブ機長率いる定期旅客船スピンドリフト号は、乗員・乗客を乗せてロンドンへの準軌道飛行を行っていました。

しかし、飛行中に突如として謎の「光る雲(宇宙嵐)」に遭遇。計器は狂い、通信は途絶、船は制御不能となり、見知らぬ惑星の森の中へ不時着してしまいます。

船外調査に出たスティーブと副操縦士のダンは、そこで信じられない光景を目にします。

彼らを襲う巨大な自動車、見上げるような雑草、そして地響きを立てて歩く「巨人」たち。

彼らが迷い込んだのは、地球とよく似ているけれど、すべてが12倍のサイズを持つ「巨人の惑星」だったのです。

ここがすごい!「必殺の不時着」3つの見どころ

1. 巨額の予算を投じた「巨大セット」の迫力

第1話はパイロット版(試作)として制作されたため、破格の予算(当時のテレビドラマ史上最高額と言われる約25万ドル以上)が投じられました。

特に印象的なのは、遭難者たちが迷い込む「巨人の実験室」や「森」のセットです。

巨大なマッチ棒、安全ピン、試験管といった日常品が、彼らにとっては命を脅かす巨大構造物として立ちはだかります。

CGではなく、実際に巨大な造形物(プロップ)を作って撮影された映像は、圧倒的な実在感と「重み」を視聴者に伝えます。

2. トラウマ級?「巨大な猫」の襲撃

このエピソードを象徴するのが、司令官フィッツヒューと少年バリーが遭遇する「巨大な猫」です。

フィッツヒューが強欲さゆえに持ち出した大金の詰まったカバンを、巨大な猫が前足で弄ぶシーンは、可愛らしさと恐怖が同居する名シーン。

当時の合成技術と、実際に訓練された動物を使った撮影が見事に融合しており、視聴者に「小さくなることの恐怖」を植え付けました。

3. キャラクターの個性が爆発

極限状態における人間ドラマも本作の魅力です。

  • スティーブ機長: 冷静沈着に事態を把握し、全員の命を守ろうとするリーダー。
  • フィッツヒュー: 自称司令官だが実は横領犯。自分勝手な行動で危機を招くトラブルメーカーですが、どこか憎めないキャラクター。
  • バリー: 愛犬チッパーと共に冒険する勇敢な少年。

第1話にして、これらのキャラクターの立ち位置が明確に描かれており、特にフィッツヒューが巻き起こすトラブルと、それをカバーする仲間たちの絆というシリーズの基本フォーマットが完成しています。

トリビア:音楽と演出の秘密

本作の緊張感を高めるBGMは、後に『スター・ウォーズ』などを手掛ける巨匠ジョン・ウィリアムズが担当しています(パイロット版スコア)。彼の重厚でスリリングな音楽が、巨人に追われる恐怖を何倍にも増幅させています。

また、巨人の視点を表現するためにカメラを極端に低い位置(ローアングル)から煽って撮影する技法が多用されており、これが独特の威圧感を生み出しています。

「必殺の不時着」の参考動画

「必殺の不時着」のまとめ

第1話「必殺の不時着」は、単なるSFアドベンチャーの枠を超え、異世界に放り出された人間たちのサバイバルドキュメンタリーのような緊迫感を持っています。

「もしも自分が小人になったら?」という誰もが一度は抱く空想を、当時の最高技術で映像化した本作。

ここから始まる長く困難な脱出の旅路、そして巨人社会との攻防戦。

その原点であるこのエピソードは、特撮ファンならずとも一度は見ておくべき傑作です。

昭和のテレビっ子を熱狂させたあの興奮を、ぜひ令和の今、再体験してみてください。

関連トピック

アーウィン・アレン:「パニック映画の神様」と呼ばれるプロデューサー。本作以外にも『宇宙家族ロビンソン』『タイムトンネル』などを手掛けた。

スピンドリフト号:独特の流線型デザインが美しい宇宙船。プラモデルとしても人気が高い。

ジョン・ウィリアムズ:本作の音楽を担当。後に映画音楽界の巨匠となる。

マット画(Matte Painting):実写映像と背景画を合成する特撮技術。本作の広大な巨人世界の描写に多用された。

関連資料

DVD BOX『巨人の惑星』:全エピソードを収録。第1話の鮮明な映像が楽しめる。

書籍『The Fantasy Worlds of Irwin Allen』:アーウィン・アレン作品のデザイン画や制作秘話が満載の洋書。

プラモデル「スピンドリフト号」:メビウスモデルなどから発売されている精巧な模型。

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