YouTubeで観る「ローズマリー・ニコルズ」!身長、経歴、代表作品、評価、関連商品を徹底解説
「ローズマリー・ニコルズ」の概要
ローズマリー・ニコルズは、1960年代後半から70年代にかけて活躍したイギリスの女優であり、特にカルト的な人気を誇るスパイ・アクションドラマ『デパートメントS』のアナベル・ハースト役で世界的に知られています。
彼女はその知的でクールな美貌と、当時のテレビシリーズとしては珍しい「コンピューターや分析の専門家」という自立した女性キャラクターを演じたことで、多くの視聴者に鮮烈な印象を与えました。
女優としてだけでなく、後に脚本家やプロデューサーとしても才能を発揮し、アメリカでミニシリーズを製作するなど、クリエイターとしての側面も持つ多才な人物です。
60年代のロンドン・ファッションを着こなすスタイルアイコンとしても、レトロカルチャーファンの間で今なお根強い人気を誇っています。
「ローズマリー・ニコルズ」の詳細情報
英語名
Rosemary Nicols(本名:Rosemary Claxton)
生年月日
1941年10月28日
国籍
イギリス
身長
約163cm
経歴
ローズマリー・ニコルズは、イギリスのウェスト・ヨークシャー州ブラッドフォードで生まれました。
幼少期からバレエや演技を学び、ロンドンのセントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマで本格的なトレーニングを受けました。
子役としてキャリアをスタートさせましたが、大人の女優として注目を集めたのは1965年の映画『The Pleasure Girls』でした。
そして1969年、ITC制作のドラマ『デパートメントS』のメインキャスト、アナベル・ハースト役に抜擢されます。
この作品で彼女は、ピーター・ウィンガード演じるジェイソン・キングや、ジョエル・ファビアーニ演じるスチュワート・サリヴァンと共に、インターポール(国際刑事警察機構)内の極秘部署「デパートメントS」の一員として難事件を解決しました。
特に、コンピューターを駆使してデータを分析し、冷静な判断を下す彼女の役柄は、当時の「戦うヒロイン」像とは一線を画す知的なキャラクターとして評価されました。
シリーズ終了後は、『セイント 天国野郎』や『ダンディ2 華麗な冒険』などの人気ドラマにゲスト出演しました。
その後、彼女はアメリカへ渡り、女優業から制作側へと転身します。夫のフレデリック・ミュラーと共に、西部劇ミニシリーズ『The Chisholms』(1979年)の脚本と製作を手掛けるなど、物語を創る側としても成功を収めました。
代表作
- 『デパートメントS』(アナベル・ハースト役)
- 『The Pleasure Girls』(マリオン役)
- 『ダンディ2 華麗な冒険』(メラニー役 ※ゲスト出演)
- 『セイント 天国野郎』(ゲスト出演)
- 『General Hospital(一般病院)』(ドクター・シャーロット・グラハム役 ※1980年代のゲスト)
- 『The Chisholms』(※脚本・製作として)
「ローズマリー・ニコルズ」の代表作の公式オープニング動画
まとめ
ローズマリー・ニコルズは、1960年代の「スウィンギング・ロンドン」を象徴する女優の一人でありながら、単なるファッションアイコンに留まらない知性を感じさせる存在でした。
『デパートメントS』のアナベル役は、男性キャラクターたちと対等に渡り合い、科学的なアプローチで事件を解決に導くという、現代の理系ヒロインの先駆けとも言える画期的な役柄でした。
また、女優としてのキャリアの絶頂期を経て、脚本家・プロデューサーとして新たな道を切り開いた彼女の生き方は、非常に自立心が強く、演じたキャラクターとも重なる部分があります。
彼女のクールな眼差しとエレガントな立ち振る舞いは、クラシックな英国スパイドラマを愛するファンにとって、永遠の憧れであり続けています。
俳優および作品関連商品
- 『デパートメントS』 DVD-BOX(Department S: The Complete Series)
- 映画『The Pleasure Girls』 Blu-ray/DVD
- 『ダンディ2 華麗な冒険』 コンプリートDVD-BOX
- Rosemary Nicols著書(または脚本担当作『The Chisholms』関連書籍)
- ITCテレビシリーズ・テーマ曲集 CD(デパートメントSのテーマ収録)

