『タイムトンネル』(The Time Tunnel)は、1966年から1967年にかけてアメリカのABCで放送されたSFテレビドラマです。
このドラマは、アメリカ政府が開発したタイムマシン「タイムトンネル」で、過去や未来の時空にタイムトラベルする科学者たちの活躍を描いた物語です。
主人公たちは、過去や未来でさまざまな事件や危機に直面し、その都度解決に挑戦します。
また、彼らは、歴史上の出来事や人物に直接出会ったり、未来の技術を目の当たりにしたりすることもあります。
このドラマは、SFとアドベンチャーを組み合わせた作品で、当時の特殊効果やSF技術を駆使して、時空を超える壮大なストーリーが描かれています。
また、主人公たちの人間ドラマや、現代社会と未来や過去の文化の違いなども描かれ、とても魅力的なドラマです。
制作、監督はアーウィン・アレン、音楽は映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズです。
1シーズン、30話制作され、日本では28話しか放送されなかったようです。
いや~、本当に懐かしい!
タイムトンネル オープニング&エンディング
タイムトンネルは、アメリカのアリゾナ砂漠の地下に作られた極秘の巨大施設で、過去や未来へ行くことのできるタイムマシンのようなものです。
タイムトンネルの研究が思うように進まず、莫大な費用がかかるため中止されようとしたとき、若き科学者のダグとトニーが、身をもって実験台になろうと、未完成のタイムトンネルに入っていきました。
毎回、歴史上の有名な場面に転送され、歴史に絡んでいきます。
第一回目は、氷山に衝突して沈没したタイタニック号でした。
トニーが転送された場所が、沈む直前のタイタニック号で、船長達に、タイタニック号が氷山とぶつかって沈没することを伝えるが信用してもらえない。
ダグが、タイタニック号の沈没の記事が載った当時の新聞を持って後から転送されるが、結局歴史を変えることはできず、沈没となります。
このほかにも、トロイの木馬、ビリーザキッド、ハレー彗星、クラカタウ島の噴火、ジェリコの城壁、魔術師マーリンなど、毎回興奮して見ていました。
日本での最終回のクラカタウ島の噴火、1883年は今でも憶えています。
最後に転送された後、二人はどうなったのかと心配でなりませんでした。
当時はタイムトンネルのプラモデルも発売されていて、買ってもらったことを憶えています。
タイムトンネルの模型の後方に、劇中のシーンのスライドをセットして、トンネルの電磁スクリーンに映し出されたかのように見せる構造となっていました。
懐かしいです。
十数年前にeBayに出品されているのを見ましたが、非常に高価だったので、落札できませんでした。
タイムトンネル キャスト
トニー・ニューマン:ジェームズ・ダレン
ダグ・フィリップス:ロバート・コルバート
カーク所長:ホイット・ビッセル
アン博士:リー・メリーウェザー
レイモンド博士:ジョン・ザレンバ
トニーは血気盛んな若者で喧嘩っ早く、ダグは落ち着いた大人といった感じでした。
毎回転送されるたびに転がり落ちるので、痛くないのかな?と思っていました。
タイムトンネル ビデオ、DVD等
十数年前に、eBayに出品されてたVHSのテープを落札しました。
どこの国の出品者か憶えていませんが。
再生してみると、日本語吹き替えの部分と英語の部分が混ざっていました。
どうやら、昔日本で発売されたパイオニアのレーザーディスクからのコピーだったようです。
その後は日本版のビデオやDVDなどの発売やレンタルがなくインポート版のみでしたが、現在は日本版のDVDが購入できます。
Vol.1
新品価格 |
Vol.2
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Vol.1とVol.2で全30話(日本で放送されなかった2話も含め)観られます。
今見てもやっぱり面白い、すばらしい作品です!
他にはプラモデルやボードゲームなども販売されていたようですが、今では入手は難しいですね。
日本の製品ではありませんが、専用のゴーグルでタイムトンネルのスライドが観られる『View-Master』を以前e-Bayで買いました。