『スパイ大作戦』（原題: Mission: Impossible）は、1966年から1973年にかけてアメリカで制作されたスパイアクションテレビドラマシリーズです。
全7シーズン、合計171話が製作されました。
スパイ大作戦 オープニング
７シーズンあったそうですが、リアルタイムで観ていた当時はシーズンという概念はなく、一つの連続テレビトラマとして観ていました。
私が初めて見たのは、ピーター・グレイブスが演じるジム・フェルプスがリーダーの時からです。
毎回、テープレコーダーからの指令を聞くところから始まり、聞き終わるとテープから煙が出て消滅する。
私は毎回テレビからテープレコーダーに指令を録音して、何回も聞いて暗記していました。
トム・クルーズのミッションインポッシブルとしてアクション映画になっていますが、スパイ大作戦はアクションではなく緻密なストーリーの凝ったドラマです。
バーニーの作るハイテクメカや、ローラン、パリスの変装、トリックなど、いろいろな手段を使って、実行不可能な指令を可能にします。
本当に面白かった。
縁の下の力持ちのウイリーも好きでした。
バーニーがハイテクメカを作るのを見て、電子工学（工作？）が好きになりました。
1980年代に、新スパイ大作戦として、フェルプス以外は新しいメンバーでやっていました。
フェルプスは年をとり、バーニー役のグレッグ・モリスの本当の息子がメンバーの１人になっていて、時の流れを感じました。
指令も、小さいＤＶＤのような媒体で、映像付きになっていました。
でも、やっぱりこのオープニングはいいですね！
日本版オープニング
オリジナル版オープニング
指令を聞くテープレコーダーも凝っていて、本当に小さいオープンリールテープレコーダー等がいろいろ出てきて、興味をそそられました。
特に興味をそそられたのは、SANYO POCKET CORDER MC-2です。
これがアメリカのCraigブランドで販売されていたCraig408
SANYOのOEMのようです。
SANYOのOEMのようです。
このテープレコーダーは、テープの送り速度を一定にするピンチローラーとキャプスタンが無く、テープリール下のターンテーブルを、モーターの軸で直接駆動していました。
そのため、巻取りリールのテープ径の大きさによってテープスピードが変わるため、このテープレコーダー以外で録音したテープを再生すると、再生スピードが変わって聞き取りにくくなります。
その他に、
や
こんなのもありました。
この動画で詳しく解説しています。
テープレコーダー解説動画
時々eBayで、このテープレコーダーを見つけることがありましたが入手できず、スマホでこんなのを作ってみました。
スパイ大作戦 キャスト
ダン・ブリックス：スティーヴン・ヒル 初代リーダー
ジム・フェルプス：ピーター・グレイブス 二代目以降のリーダー、スパイ大作戦といえばこの人！
ローラン・ハンド：マーティン・ランドー ラバーマスクで変装、声色を使う、スペース1999のコーニッグ指揮官
アメージング・パリス：レナード・ニモイ ローランの後任、スタートレックのスポック
シナモン・カーター：バーバラ・ベイン 美貌を武器に任務を遂行、マーティン・ランドーの妻で、スペース1999にも夫婦で共演しています。
バーニー・コリアー：グレッグ・モリス 電子・機械工学のエキスパートで、作戦に必要なハイテク機器を製作し任務を遂行する
ウィリー・アーミテージ：重量挙げの元世界チャンピオンでムキムキの怪力を活かす
その他にも男女メンバーがいました。
トム・クルーズのMISSION:IMPOSSIBLEに不満と怒り！
トム・クルーズのミッション・インポッシブル１作めで、長年IMFに貢献してきたリーダーのジム・フェルプスを悪者にしたので、怒り爆発『なんでやねん！』と思いました。
スパイ大作戦のファンなら皆そうだと思いますが、当時、スパイ大作戦の俳優たちも不快感を示しています。
ピーター・グレイブスの『スパイ大作戦』とトム・クルーズの『MISSION:IMPOSSIBLE』は、全く別物です。
スパイ大作戦 ビデオ、DVD等
日本版ＤＶＤが、各種発売されています
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メカに関しては、これくらいかな…
スパイ大作戦の黒いバン
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